NHK語学番組Enjoy Simple Englishを1年間続けた効果と勉強法

エンジョイ・シンプル・イングリッシュ
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NHK語学講座(中でもラジオ英語・英会話講座)は、非常に人気の高い英語勉強法・英会話トレーニング法ですね。

私も、ほぼ毎日聞いています(^^)
そもそも、NHKに限らず「英語の学習法や勉強法」の情報って、インターネット上に山のようにあります。
ノウハウ本なども一杯出ていますしねー。
おかげで情報量が多すぎて、どれが良くてどれを選択すればいいのか非常に悩むことも多いかと思います。

やれ「聞き流しが良い」が良いだの、やれ「英語の勉強は発音からするべき」だの、「音読は効果がある」だの、「音読は効果がない」だの。
オンライン英会話はどこが良いだ、悪いだの・・・と。
ホント、英語の勉強・英会話学習の勉強法情報の洪水です(^^;

そうやって調べたり聞いたりしている内に・・・。
アルクの通信講座やスピードラーニングのような英会話教材セットが部屋に溜まっていき・・・、英文法書やTOEIC対策問題集とか、英語勉強のノウハウ本などが山積みになり・・・、しかし、いつまで経っても英語ができないまま、英会話は話せないまま・・・。

という方、きっと多いと思います(^^;
というか、実際に私の友人知人にも結構多くいます(笑)

「ノウハウばっか集めてないで、毎日10分でいいから真剣に英語を聞くなり読むなりしよう!」
とよくアドバイスしているのですが(^^;

実際のところ、「使える英語勉強法」は色々とあります。
効果が高いものもあれば効果の低いものもあり、それなりに効果の差はあると思いますが。
しかし、そんな情報に振り回されて、英語の勉強がちっとも進まないのであれば本末転倒。
なので、当ブログでは開設当初から、勉強法は「スマホアプリ」と「NHK語学講座」を二大柱として語っています。
オンライン英会話は、インプットではなくアウトプットトレーニングとしてかなり重要なので3本目の柱ですが。)

そう言われても、「やっぱり英語は何から手を付けたらいいのかわからない」と迷うようなら・・・。
もういっそのこと英語の勉強は「NHK語学講座一本」に絞るというのは間違いのない選択肢の一つになります。

そんなNHK語学講座の中でも、私のオススメは、テレビ(TV)の英語講座よりもラジオ講座を聞くことをおすすめします。
理由は簡単で、テレビ番組というのは基本的には教育番組でも「娯楽」の一つとして作られています、それに対してラジオ番組は教育・学習番組として編成されているからです。
「本気で英語」を考えている方はラジオ番組を選択してください。

ということで・・・。

今回は、NHK語学講座の中でも私の大好きなラジオ英語講座「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」を一年間続けてみた効果と勉強法について記事にまとめてみます。
多少なりとも皆さんのお役に立てればと思います(>_<)

enjoy-simple-english-midashi

NHK語学講座のなかでも英語講座は、ラジオ英会話・入門ビジネス英語・実践ビジネス英語・英会話タイムトライアル・攻略!英語リスニング・基礎英語など合計9講座あります。(新年度も変わらないようです。)
これらのNHK語学講座の内の一つがエンジョイ・シンプル・イングリッシュですね。

実は、以前にエンジョイ・シンプル・イングリッシュについて記事を書きました。
かなりたくさんの方が読んでくださったようですので、当ブログを読んでくださっている方ならもうよくご存知だと思います(^^;
このように、エンジョイ・シンプル・イングリッシュの良さについては、以前に一度詳しく記事にしていますので、是非参考になさってください。
なぜこのラジオ番組を幅広い英語学習者にオススメしているのか、きっちりと説明していますので(^^)
「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」かなりイイ!(過去記事)

ちなみに、エンジョイ・シンプル・イングリッシュのテキストは、Kindle版(電子書籍)も書籍版も両方あります。
参考までにAmazon(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)

how-to-study-ese

エンジョイ・シンプル・イングリッシュ(すみません、番組名が長いので頭文字をとって、以下勝手に「ESE」と略します、笑)の良さは上記リンクの過去記事に書いていますが、ごく簡単に言ってしまうと、
「平易」な「5分程度の英文」を「毎日」「楽しく読める」こと、に尽きると思います。

多読・リーディングトレーニングにも向いているし、音読・シャドーイングにも向いているし、リスニングトレーニングにも最適だし、英会話トレーニングにもなります。
実に万能。
なので、自分の実力や英語レベルにに合わせて自分なりの勉強法・トレーニングができるのが魅力的。

ということで、私の場合は、ESE番組をテキストなしで素で聞いてもほぼ全部理解できるレベルです。
(たまに、聞き逃したり、発音に惑わされることはありますが。)

なので、番組を聞く前に予習などはしませんでした。
トレーニングの基本メニューとしては。

朝(2回×5分=10分)
・当日のストリーミング放送を一回聞く(リスニングトレーニング)
・テキストを見ながらもう一度聞く。(リスニングの答え合わせ)

通勤時
・iPhoneに入れた録音した放送を聞きながら、脳内シャドーイング(会話トレーニング)

夜(2回×5分=10分)
・ストリーミング放送を一回聞く(リスニング)
・テキストを見ながらもう一回聞く。(リスニングの最終答え合わせ)

という感じで1年間ESEを聴き続けてきました。
(まぁ、サボることもあります)

自分のレベルからすると、ESEの英文はリーディング教材としては少々物足りないのですが、英会話トレーニング素材として非常に有用だったかと思います。

特にESEには、平易かつ実際に使える日常会話表現がふんだんに出てくるので、なんなら全部暗唱したいくらいです(^^;
が、記憶力が悪い私にはそれはハードルが高いので、ナレーターや主人公になった気分で通勤中に頭のなかで英文を何度もリピーティング・シャドーイングしていました。(寝ている時もありますが、笑)

音読などは特別行わず。あくまでも「ネイティブ発音(リスニング・耳慣らし)」と「会話のためのフレーズ練習(シャドーイング)」という利用方法をしました。
特に、シャドーイングでは一字一句「冠詞や前置詞」など細かいところまで意識して実践しました。
(何度も言いますが、たまにサボっていましたが、笑)

リスニング教材の英語の発音に合わせて、後から付いていくように一緒に発音していくこと。
ざっくり言うと「輪唱」みたいな感じですが、「輪唱」よりも音に合わせて瞬間的に付いていく感じです。
シャドーイングの仕方がいまいちわからない方は、以下のスマホアプリなどで練習してみるといいかもしれません。
shadowing-eikaiwa
iPhone版 | Android版(未発売)

シャドーイングに関する書籍もたくさん発売されています。
こちら(Amazon)

一年継続した後の感じる効果。

  • ネイティブとの英会話での、会話フレーズのバリエーションが増えた。
  • 日本人が間違えやすい「前置詞」の使い方がより自然になってきた。(友達の外国人いわく)
  • 英会話での動詞や不定詞のネイティブっぽい使い方に小慣れてきた。(友達の外国人いわく)
  • 英語を日本語に変換せず、英語のまま理解する習慣。
  • 5分という短い時間のプログラムなので、英語学習のペースメーカーにちょうど良かった。
  • 何よりも、毎日新鮮な面白い英文を読めて楽しかった。(多読習慣の一つに)

ESEって、どちらかというと多読やリーディング・リスニング教材というイメージですが、私の場合は、英会話のアウトプットに効果がありました。

中には、「え!?一年続けて、その程度の効果!?」と思われる方もいるかもしれません(笑)
しかし、私の場合は、ESEが想定する受講者のターゲット層から少し離れるため、こういう効果に収まっています。

これはこのESEの使い方と本人のレベル次第で効果が色々と変わってくるということです。

私の場合は、ESEレベルの英文は、元々リーディングもリスニングも全く問題なかったので、シャドーイングをメインにしてアウトプットを意識してESEに取り組んだからですね。
常に、「英会話でこの文章をどう使うか」を念頭に置いて、シャドーイングしていました。

ちなみに、TOEICで言うと300点〜600点くらいの層(ESEの対象受講者ど真ん中)の方だと、英会話トレーニングというよりは、本来の「リスニング・リーディング力アップ」にかなりの効果を発揮すると思います。

という感じで、このESEは使い方次第では英語の初級者から上級者まで幅広く活用できる番組であり教材です。

ということで、ここで一度、ESEの効果的な勉強法をレベル別にまとめてみます。

enjoy-simple-level-betsu

上記でも書いてきましたように、エンジョイ・シンプル・イングリッシュはすべての英語レベルの人におすすめできる英語勉強法です。
4パターンのレベルに分けて解説してみます。

ESEレベルで言うと・・・。
ESEのテキストを開いて英文を読み始めてもなかなか理解ができない、知らない単語も一杯ある。
というレベルだと思います。

こういう方は、「ESEを使って辞書を引きながら英文を読み、英文読解と英文法の勉強をしていく」のも一つの手ですが、さすがに効率が悪いと思います。
あと、そういう勉強の仕方になると学校で嫌いだった「英語の授業」での勉強と大して変わらなくなり、学習を続けるモチベーションも保ちづらいだろうなぁ・・・と。

なのでこのレベルの方は、無理してESEに取り組む前に、先に英語の基礎固めをすべきです。
確実に、英語の基礎(英単語・英文法)固めを強くオススメします。

英語の基礎固めについては当ブログでたくさん記事を書いていますが、一例としてこちらあたりを読んでみてください。
英会話教室やオンライン英会話をはじめる前の心得

きっちりと基礎固めができ、以下のレベルくらいになれば晴れてESEデビューを果たすという感じでどうでしょうか。

ESEレベルで言うと・・・。
ESEのテキストを読んでみて、知らない単語はパラパラある程度、英文法的にもわからない英文はチラホラあるが、大意は取れる
というレベルくらいかと思います。

このレベルですと、ESEの活用方法としては「音読」が効果的かと思います。
番組を聞いてリスニングし、わからないところだけ調べて、後は、何度も音読する。
ナレーターや主人公になった気分、アメリカ人になった気分で音読することがコツです。
音読を続けることで、英語のリズムが身体に染み付き、リスニング力がアップしていきます。
また、知っているけど日本語に変換しないといけない英語の文法や単語が、英語のまま理解できるような脳の回路が少しづつできるようになっていきます。

ESEレベルで言うと・・・。
ESEのテキストを読んでみて、知らない単語はほとんどない。英文法的にも知らないものもほぼ無い。ただ、テキストなしの一回のリスニングでは、細かいところまでは聞き取れない。

このレベルも、上記のレベルと同じく「音読」が効果的かと思います。
(リーディング・リスニング力UP)
また、出来る限り英語を英語のまま理解できるように意識を集中させます。
音読に加えて、TOEIC対策にはならないかもしれませんが、英会話力アップのためにシャドーイングを少しメニューに取り入れてもいいかと思います。
シャドーイングするには、ESEを録音しないといけませんが、そのあたりは以下の記事にて。
iPhone・AndroidでNHKラジオ語学講座を録音する方法

音読(+シャドーイング)を続けることで、TOEIC対策でいうところのリーディング・リスニング力、だけでなく英文が少しづつでも頭に残るようになってきて、英会話トレーニングにもなります。

ESEレベルで言うと・・・。
ESEのテキストを読んで、知らない単語も英文法もない。番組をリスニングしてもテキスト無しでほぼ問題なく聞き取れる
という感じかと思います。

このレベルになってくると、ESEテキスト・教材を使ったリーディング力アップやリスニング力アップに対する効果は薄いかと思います。
(読んでも聞いても余裕でわかる平易な英文なので。)

なので、英会話トレーニング(つまりアウトプット)のための練習教材として使うと非常に効果的です。
例えば、マッチョでストイックな方は「英文の暗唱」とか。
私は、やはり「シャドーイング」をおすすめします。
特に、「頭で意味をちゃんと理解しながら、細かいところ(冠詞や前置詞)も落とさないハードなシャドーイング」を行います。
アメリカ人・イギリス人などネイティブになりきって、英語を話すようにシャドーイングのトレーニングを続けると、英会話トレーニングとして大きな効果があるかと思います。

また、TOEIC900点台の高得点者でも英会話が全然できないという方にも、ESEを使った「役になりきったシャドーイング」はオススメです。

通勤の電車内など、声に出せない場合は、イヤホンで英文を聞いて脳内シャドーイング(実際に声には出さないで、頭の中でシャドーイング)をやってみてもいいかと思います。
その場合、声は出さなくても口真似というか英語の発音に合わせて口を動かすと効果的です。(あたかも自分がしゃべっている気分で)

巷では、つぶやき英語とかつぶやき英会話とか言われている方法ですね。
(つぶやきと言いつつ、Twitterとは関係ないです^^;)

レベル別に軽くまとめてみましたが、もちろん、方法はこれだけではありません。
みなさん、それぞれ自分に合った方法を見つけて、トレーニングしていると思います。

たとえば、上記の勉強法と瞬間英作文のトレーニングを組み合わせたりすると、英会話・スピーキングトレーングとして非常に大きな効果を発揮します。
(→瞬間英作文についてのまとめはこちら

もちろん、何なら「毎日一回ただ聞くだけ」だって、立派な英語勉強法です。

「毎日5分、英文を読み、英語を聞く。」

これを1年間やってみるだけでも、大きな違いが出てきます。

そういえば、社内公用語を英語化したことで有名なR天の有名な社長が言ってましたね。
mikitani

たとえ毎日たった1%の改善でも、1年続ければ37倍になる。(1.01の365乗は37.78になるから。)

毎日5分という「たった1%」を続けるだけでも、37倍の違いが出ると思います。

一日5分一日一話

是非、皆さんも自分なりのスタイルでエンジョイ・シンプル・イングリッシュを楽しんでみてはいかがでしょうか(^^)

Take it easy!! 気楽に取り組んで見ましょう!

通常、テキストは定価販売ですが、Fujisanという定期購読サービスを使うとNHK語学講座のテキストも割引価格で買えるそうです。
(最近知りました、ご参考までに)
→NHK語学テキストを割引価格で購入

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  • http://julikayab.hatenablog.com/ 樹莉花

    はじめまして。樹莉花と申します。ブログの記事、楽しく読ませていただきました。「ノウハウばかり集めていないで毎日10分でも英語の学習を」という言葉にどきっとしました。ブログも非常に読みやすく参考になります。またちょくちょく拝読したいです。どうぞよろしくお願いいたします。樹莉花

    • ある

      コメントありがとうございまーーす!!

      英語の上達や英会話のマスターって、予想以上に大変なんですよね(^^;
      (海外留学や海外勤務など英語圏に住むという選択肢は別として。)

      巷では、「英語を聞き流したら3ヶ月で英会話ができるようになった。」とか、挙句の果てには、「1週間で英会話マスター」とか。
      自分で英語の学習してても、英語が上達している実感がなかなか沸いてこないところに、そんな情報があちこちから湧いてくると、「もっと効率的な上達方法や勉強方法があるんじゃないか?」と、思ってしまいますよねー。

      本当はそんな方法なんて存在しないのに、どうしても頼ってみたくなってしまいますよね(^^;

      是非、NHK語学講座で、毎日の英語学習の習慣付けがんばってみてくださーい(^^)

  • 樋口圭子

    ハイ勉強します。

    • aruwin

      一緒に頑張りましょう!