スマホで英語学習:リーディング(Reading)上達のコツ
英語・英会話・TOEICには、総合的な英語力をUPさせる必要があるのは、皆さんご存知の通り。
よくある「英語を聞き流すだけ」で、急に洋書が読めるようになったり、急に英語が話せるようになったりはしません。
(もちろん、リスニングには効果があるでしょうけど。)
英語・英文がスラスラと読めるようになるため(リーディング力上達)には、やはり何よりも「英語多読(たくさん英語を読む事)」が最も重要になります。
「英語多読」は、もはや英語力アップ・TOEIC対策などではもはや当たり前のトレーニング法となっており、英語多読法に関する書籍も非常にたくさん出ております。
参考:英語多読に関する本
色々な書籍で様々な多読法が紹介はされていますが、一言で言ってしまうと
「易しい英文多読から始め、徐々に英語の難易度を上げながら英語多読を続けて行く。」
というのが、リーディング上達・英語多読の王道となります。
ただ、人それぞれ合うやり方合わないやり方があるため、結局は自分に合った「英語多読」スタイルを確立して行く必要があります。
(唯一絶対という方法論はありません。)
例えば、難しい英文に当たるとすぐにモチベーションが無くなる方は、出来るだけ多読トレーニングを長く続けるために「易しい英語」をたくさん読むようにして、英文レベルはあまりあげないようにしたり、トレーニングを続けるためのモチベーションが維持出来る方法を見つけていきましょう。
・従来の英語多読の王道
- 英字新聞(「The Japan Times
」や英語学習者向け「The Japan Times ST
」など)を定期購読する。
- 学習者向けレベル別洋書「GR」(ペンギンリーダーズなど)を購入して読む。
語彙(英単語)を英語学習レベルにあわせて制限した洋書を「GR(語彙制限本=Graded Readers)」といい、ペンギンリーダーズがもっとも有名です。 - ペンギンリーダーズを卒業したら、好きな洋書を購入して読む。
というのが英語多読の従来の王道です。
今も、リーディング力UPに非常に多くの英語学習者が実践していますし、色々な英語学習ハウツー本でも紹介されています。
そして、多くの英語勉強法本で書かれているのが多読100万語ですね。
多読の一つの目標として、100万語を読もうという目標が良く言われています。
(amazonでも「100万語」「多読」などと検索したら、たくさんの書籍が出てきます。「めざせ!100万語」など)
・スマホで変わる新しい超低コスト多読法
実は、これらの英語多読・リーディングトレーニングは、今やすべてスマホだけで可能な上、非常に省コストで可能です。
(これをスマートフォンではなく、普通に書籍の洋書を購入して100万語多読を目指そうと思うと、予想している以上に相当高額になります。)
①英字新聞はスマホやタブレットで無料で読めます。
- VOA(Voice of America)- 英語学習者向け英語ニュースサイト
- CNN - アメリカニュース専門放送局WEBサイト
- BBC Newsアプリ - イギリス公共放送局サイト
iPhone版 / Android版 - NY Timesアプリ - ニューヨークタイムス誌が読めます。
(トップ掲載記事は無料、一部記事は有料)
iPhone版 / Android版
②学習者向けレベル別洋書もスマホで読めば信じられないくらい格安。
・Free Books For iPhone・iPad
有料アプリですが、価格はたったの100円前後で、なんと約24000冊の洋書が読み放題。
ペンギンリーダーズや普通に洋書を買ったら、一冊買うのに数百円〜数千円するのに対して、Free Booksだと缶コーヒー一つ買う程度の価格でアプリを購入すればあとは、掲載されている全洋書が読み放題です。
特にペンギンブックス・ペンギンリーダーズと言ったような英語学習者向けに販売されている古典洋書は網羅しているので、英語学習者向けに最適。
敢えて誤解を恐れずに言うと、書店で販売されている一冊1000円前後するペンギンリーダーズはもう不要なのではないか?とさえ思ってしまいます。
(Free BooksのAndroid版はまだリリースされておりません。)
Android向けには、少し似たようなアプリで「wattpad」というのが有ります。
アンドロイドユーザーはそちらを利用してみると良いかと思います。
Wattpad Fot Android
③当然、普通洋書もスマホで読めます。
今や、欧米では電子書籍が当たり前になってきていますが、日本でもAmazon Kindleという電子書籍端末が爆発的に売れているのはご存知かと思います。
電子書籍端末はたくさんありますが、Kindleはオンライン書店最大手のAmazonが扱う端末だけに書籍の品揃え(特に洋書)はダントツです。
(※追記 しかも!Amazonがレベル別(難易度別)洋書リーディングガイドという新サービスを出しているので、自分のレベルにあった洋書がすぐに見つかります。→こちらの記事で紹介しています。「真打ち登場、100万語英語多読のためのレベル別最強ガイド」)
基本的には、AmazonでKindle端末を購入し、Kindle端末から電子書籍を購入して読む方が多いかと思います。
(英語多読で洋書をたくさん買う方でしたら、Kindle端末を買ったとしてもお釣りが来るくらいお得です。)
しかし、実は、スマホ(iPhone・Android共)にはKindleアプリがあります。
つまり、貴方のスマホやタブレットにKindleアプリをインストールすれば、貴方のスマホがKindle端末になります。
Kindle端末を買わなくても、スマホで最新の小説から技術書・専門書の洋書(もちろんもマンガも)が読めます。
※iPhone版のKindleアプリからは、直接書籍の購入はできません。普通に本を買うときと同じようにAmazonのWEBサイトから購入する必要があります。
実際の購入方法は、Amazonの公式サイトに丁寧に掲載されています。一瞬面倒くさそうに見えますが、一度購入してみると、非常に分かりやすいです。
→ Kindle for iPad/iPhone コンテンツ購入方法 (Amazon公式ページ)
最後に。
私は、スマホを利用した低コスト・効率的英語多読法をオススメしますが。
中には、本は紙が良いとか、新聞はやっぱりオンラインよりも紙の新聞が良いなど人それぞれ好みはあるかと思いますので、一概に紙ペースでのリーディングトレーニングを否定する物ではありません(^^;
その他、多読・多聴に関してのオススメ最新情報は、こちらのカテゴリーでまとめてブログ記事にしております!
マンガ・アニメ・ライトノベル・最新スマホアプリを使った多読など常識にとらわれず幅広くリーディングノウハウをカバーしてますので、必見です(^^)
→カテゴリー:多読・多聴