
英語・英会話上達に欠かせない英語多読
英語・英会話力というのは、「総合力」ですので、基礎的な英語の単語・文法を身につけたら、リスニング・リーディング・スピーキング・(ライティング)を総合的にトレーニングして行く必要があります。
リーディングができない(英語の文章が読めない、理解出来ない)のに、英語の文章が音声化されたリスニングができるはずがありません。
リスニングが出来なければ、英会話相手の言っていることが分かりませんので、何を答えたらいいのか分かりませんから、スピーキングのためのコミュニケーションも成り立ちません。
かといって、リーディングさえ出来れば、リスニングもスピーキングもできるか?というと、そういう訳ではありません。
特に、留学経験も無く、日本に住んでいながらにして英語・英会話を上達させるには、リーディング・リスニング・スピーキングの総合的英語学習の必要があるのは言うまでもありません。
いやー、英語・英会話をマスターするって結構大変です(^^;
そんな中で、リーディングトレーニングに最も効果的だと言われているのが、「SSS式英語多読法」という方法ですよね。(いわゆる100万語多読。)
当ブログでも、何度かSSS式多読法(100万語英語多読法)については過去に何度か記事にしてきていますので、過去記事も参照してください。
・英語上達のカギ「英語多読」もスマホがおすすめ
過去記事にも書いている通り、「英語多読」は、非常に多くの英語学習者さんが実践している効果的な方法として有名です。
最近では、東大や京大に沢山合格者を出す有名進学校などが導入していることでも有名になりつつあるようです。
英語多読の難しさ
さて、この非常に人気の高く英語上達に効果的な「英語多読」なのですが、いくつか難点があります。
良く聞く問題点としては・・・。
- 洋書を沢山読む必要があるため、洋書を購入する費用がかなりかかる。(しかも、円安になってきていますからこれからは、余計に・・・^^;)
- 山のようにある洋書の中から、自分のレベルにあった洋書を探すのが大変な労力
の2つですね。
このうち、一つ目の金額・費用の面からいくと。
当ブログの「リーディング」のページに詳しく書いていますが、スマホやKindleなどを利用した「電子書籍」の利用は結構おすすめですね。
スマホやタブレット(Kindle)などで、洋書を買うと、普通にペーパーバックを買うよりもかなり格安で購入することができるので、多読のための洋書購入費をかなり抑えられます。
あと、お金に全く不自由していない方は、この1つ目は全くスルーできるかと思います(笑)
(ちなみに、私は、紙の本は今でも大好きですけど^^; 手触りとか匂いとか。)
で、2つ目の自分のレベルにあった洋書を探す方法なのですが・・・。
この自分のレベルにあった洋書を探すのって結構骨が折れました。
私も、洋書を売っている超大型書店に行って、一冊づつ立ち読みして、「コレなら行けそうだ」とか「コレは難しすぎる」など自分の目でみて判断して購入していました。
私のように、近くに沢山の洋書を扱っている書店があったとしても、毎回「洋書発掘作業」は大変な労力でした。
しかも、日本で洋書を買うと高いので、失敗するとコストがかさむし・・・。
もちろん、ペンギンリーダーズとか語彙制限本といわれる書籍だと、TOEICレベルとか語彙レベルなどが裏表紙にかかれていたりするのですが、
読みたい本が無かったりするんですよね(^^;
日本の昔話とか、グリム童話とか、大人が読むにはあまり楽しめないというか・・・。
なので、できれば大人も楽しめそうな洋書で、TOEICレベルや語彙レベルが分かったら嬉しいな〜とはかねてからずっと思っていました。
自分の英語力にあった洋書が見つかる
そんな中で、今回英語多読を実践している人、コレから実践しようと思っている人に、是非ともオススメしたいのが・・・。
amazon(Amazon.co.jp)の「英語 難易度別リーディングガイド」です。
もう、ご存知の方もおられるかもしれませんが、amazonが2013年に導入されたサービスです。
日本のamazonで取り扱っている膨大な洋書を、英語リーディング能力にあわせてレベル別に分類してくれています。
amazonの「英語 難易度別リーディングガイド」では、「Lexile指数」という指数を使ってかなり細やかに洋書を難易度別・レベル別に分類してくれています。
(0L〜1600L)
※Lexile指数は、英語の読解力を客観的に測定するツールとして開発された指標で、英文に使われている単語数や難易度、構文の複雑さなどを総合的に数値化したもの。本の場合はその難易度を、人であれば「読む力」を示す。指数は「0L」から10刻みに上がり、難解な専門書は「2000L」を超える。アメリカでは教育現場で幅広く活用されているほか、世界165か国で使用されている
(amazonより)
これまでは、英語多読用のリーディングガイド本を買って自分のレベルにあった洋書を探したり、私の方に洋書を扱っている書店に出向いて行って、自分で探索作業をしたりというのが当たり前でしたが、このamazonの難易度別ガイドがあれば難易度をチェックして、自分のレベルにあった洋書(ペーパーバック)を気軽に購入できますね。
ようやく洋書多読のためのガイドの真打ちが登場してくれた・・・という感じです。
さらに、スマホ・タブレット(iPad・Kindle)などで電子書籍を購入すれば、購入コストも抑えられるので、お得です。
洋書なんて読んだ事ないよ!洋書なんて買った事無いよ!って方も、是非、一度トライしてみませんか?(^^)
自分のレベルにあった洋書から多読をスタートしたら、英語多読生活がより一層楽しくなるはずです。