英語の勉強スタートやTOEIC(トイック)受験前にレベルチェック

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季節の初めや年の変わり目は、英語・英会話の勉強を始める人が急に増えますね。
やはり、変わり目には、何か新しい事にチャレンジしたくなりますよね。

特に、NHKラジオ英語講座などでは、4月号の売り上げは他の月の号の2倍以上あったりもするといいます。
春先や年始は、英語学習スタートの時期ですね。
あと、街中では、英会話スクールなどの宣伝なども急激に増えますね。

そんな英語学習をスタートする時に、気をつけておきたい事を一つ書き留めておきたいと思います。

それは、、、、

「英語・英会話の学習をする前に、自分のレベルを知っておく事はとても大切。」

という事です。

特に、英語の基礎(基礎単語力や基礎文法)が無い初心者の方やTOEIC400点の方が、いきなりTOEIC800点講座を受けようとしたり、通信教育の例の1000時間ヒアリングにトライしようとしたり(^^;

就職活動や会社の社内評定などのために「焦る気持ち」は分かりますが、焦るときほど、基礎を大切にした方が良いです。
そこそこ基礎単語で構成されるTOEICでまともに点数も取れないのに、それらをすっとばしてTOEFLの難しい専門単語とかひたすら覚えようとして、英語の学習に挫折してしまった人が周りに結構いるので・・・。

逆に、簡単な教材ばかりから離れられず、上級の英語学習に移行すべきなのに、いつまでも同じ基礎ばかり繰り返して、なかなか英語が上達しない人もいます。

要は、自分のレベルに合った英語・英会話学習ができていないと、なかなか英語が上達しないという状況に陥ります。

そういう意味(自分の今の位置を確認するという意味)で、英語のレベルチェックというのは結構大切だったりします。
特に英語を「独学」する方は、自分のレベルが良く分からなくなりがちですから、より重要ですね。

この英語力の自己診断・自己判定に最適なのが、TOEICという試験(テスト)なんですよね。

TOEICで900点をとっても全然話せない人もいるし、TOEICで700点台でもネイティブスピーカーと流暢に会話が出来る人もいますので、「TOEICなんて何の指標にもならない!」というご意見もチラホラ聞きますが、それでもある程度は自分の位置が確認出来るという意味では良いテストなんだと思います。

最終的にTOEICから卒業するにしても、900点台を取るまではTOEICを受け続けるのは良いロードマップになると思います。

なので、英語の勉強とはじめよう!と思ったら「まずトイックの試験日程を調べて、受験申し込みをする。」という行動をするのは結構いいと思います。
それに受験申込してしまったら、それまで勉強を続けるモチベーションにもなりますしね。

勢いで受験申込をしてしまうのは、結構おすすめです。

ただですね。
TOEICを受けるのって結構大変なんですよね。
特にお仕事をなさっている社会人の方や、ご家族(お子様など)がいらっしゃる方など。
せっかくの休日、受験会場まで出かけて行き、数時間拘束され、帰ってきたらクタクタです(^^;
何度も何度も受け続けるとなると受験料も馬鹿になりませんしね。

とは言うものの、TOEIC(トーイック)を受ける事が難しい方でも、やはりレベルチェックや自己診断は定期的に行っておいた方が良いです。

ということで。
そういう時に役に立つのが、
自宅に居て、短時間で、無料もしくは低価格でできる、レベルチェック(診断テスト)サイト」です。
とりあえず、簡易にでも自分の客観的評価を得ておこうという場合にとても役に立ちます。

それでは、ご紹介しましょう!

アルク(無料)

alc
「スペースアルク」といえば、もう英語教育界では知らない人はいないのではないか?と言われるくらい、多くの方々から愛される英語・英会話通信教育ですね。
このアルクの通信講座を受講して勉強するにしてもしないにしても、アルクのレベル診断テストは簡易に、しかし、そこそこの精度で自分のレベルチェックができます。
文法・英単語・リスニングなどを判定できます。
上記で例の1000時間と書いた、「1000時間ヒアリングマラソン」なんかは、めちゃくちゃ人気の講座ですね。(ちょっとレベル高いですが。)

NHK英語力測定テスト(無料)

言わずと知れた、NHK語学講座の英語力測定テストサイトです。
自分のレベルを確かめて、自分に合ったNHKラジオ語学講座を選ぶのにとても最適です。
15分以内で簡易なレベルチェック(文法・単語)ができます。

weblio語彙力診断(無料)

英単語力、語彙力に特化した、英語レベルチェックです。
英単語練習帳や英単語集などを買ったりする時に役立ちます。

これら3つは、国内のレベルチェックサービスですが、なんだかんだで、通信講座やラジオ講座などの販売促進目的ではありますので、継続的に使えるものではありません(^^;
あくまでも、通信講座やラジオ講座を始めるときの参考にという感じですね。

Exam English (無料・海外サイト)

NHK語学講座でもレベル分けとして使われている世界標準の英語レベル判定「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」を測定できます。
NHK語学講座は、A0(プレ基礎英語)〜C1(実践ビジネス英語)となっていますが、こちらのサイトでは、A1〜C2までの判定が行えます。

Interactive Test of English Level(無料・海外サイト)

ケンブリッジ英語力検定試験(Cambridge First Certificate in English 通称CFE)のレベルで判定してくれます。
テストは、文法と語彙(英単語)になります。
問題数は40問。

上記2つは、国内サービスよりも自己診断の精度が高いですので無料系の中ではオススメです。
が、やはりどうしても無料サービスなので、何度かやっていると問題を覚えてしまって、精度が悪くなります。

CASEC(キャセック)(有料)

casec

(財)日本英語検定協会(いわゆる英検ですね)が基礎開発し、現在、旺文社グループの教育測定研究所が開発・運営している英語能力判定システム「CASEC(キャセック)」。
英検と旺文社のタッグで組まれた権威ある英語のオンラインレベルチェックです。
さすが、権威があるところが実施しているテストだけあって、最近急に人気が出てきているようですね。
受験料は一回3500円の格安で、気軽に自宅で24時間受験できて、受験時間は40−50分です。
本当はすぐにTOEICでレベルチェックしたいんだけど、「次の受験日まで結構時間が空いてる」とか「受験会場に行って帰ってくる往復して、受験時間に数時間拘束される時間的余裕が無い」人などは、自己確認のためにはかなり良いテストです(^^)

最近は大手企業さんでも、TOEICの代わりに利用している所が増えてきています。
例えば、ソフトバンクとかエイチ・アイ・エスとかは、キャセックを利用しているそうです。

TOEICとのスコア比較表はこんな感じだそうです。
toeic_hyo01

結構知名度も上がってきていますし、自宅に居ながらにして、TOEICより安く受験できるので、現状では最もお手軽で精度の高いレベルチェックだと思います。
プレ・トーイック(トイック受験の準備)としても結構重宝します。

オンラインTOEIC模試のe-test



こちらも、自宅に居ながらにしてオンラインでTOEICの模試を受けられます。
TOEIC受験を考えている方や、逆になかなかTOEICを受験する機会が無い方などに、レベルチェック(自己分析)に有効です。
上記のキャセックさんよりは試験時間は短めで30分。

価格は、めちゃくちゃお安いです(^^;
一ヶ月2000円で受験し放題となっています。
なので、2000円で一ヶ月の間何度でも受験可能です。(もちろん毎日でも)

無料お試しもありますね。
ユーザー登録してすぐに受験でき、しかも即採点されて結果がわかります。
TOEIC模試のつもりで一度試してみるのもいいかもしれませんし、毎日30分の模試を受け続けるというストイックな受験方法もアリかもしれませんね(^^;

新しく英語の勉強に取り掛かろうという方は、まずレベルチェック。
NHK語学講座や通信講座などで英語の勉強を始めたい方は、無料のレベルチェックでも問題ないですね。
ただ、独学で随時自己診断しながら英語力を上げていきたい方は、どうしてもTOEICやCASEC(キャセック)などの利用をオススメします。

敵を知り、己を知れば百戦危うからず。

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