
ここ最近、仕事の影響で英語(英文)を読む機会はとても多いけれども、英語を話す(つまり英会話・スピーキング)の機会はめっきり減ってしまった。
減ってしまったというよりも、ほぼ皆無。
こうやって、英文を読む機会は増えているので英語力は上がっていると思いますが、英語を「話す」機会が減って行くとみるみる「英会話力」は落ちていきます(^^;
過去に何度も経験済み(笑)
(仕事の忙しさにかまけて、最近はオンライン英会話もレッスンできていない・・・:「過去記事:Skype英会話体験記」)
ちなみに、英語学習中級者以上の方はご存知のように、「英会話力」と「英語力」は全く同一に見えて、案外隔たりがあったりするんですよね。
たとえば、英語力を測る指標として有名なのは、誰もが知っている「TOEIC(トイック)」。
就職活動中の学生さんとか、キャリアアップを考える会社員さんなどが、頑張って高得点を目指す試験で、高得点をとれば高い英語力を示す事ができる。
英語力を測る試験の中では、日本の中で最も信頼性のある指標で、大学受験のような英語試験と違って実に実用的だから人気がありますね。
しかし、私の周りにはTOEICで高得点(800点台とか900点台)を持っている人と一緒に、外国人が多く集まる異文化交流パーティー(会話は英語のみ)などに行ったりするとビックリする事がよくあります。
TOEIC高得点なのに、外国人と英会話・英語コミュニケーションが取れない人が結構多かったりします(^^;
(もちろん、ちゃんと話せる人もいます。)
なぜ「英語力」は高いスキルを持ってるのに英会話ができないのか見てみると、個人的には大体2パターンあるな〜と思っています。
①とっさに英文が出てこない。
英会話ってのは、瞬間的な英文の応酬戦なので、かなりの瞬発力が求められます。
この英文をとっさに組み立てるというトレーニングが出来ていないパターン。
英語学習中級者以上の方は皆さん知っているように、コレに関しては、「学習」「勉強」では全く身に付きません。残念ながら。
学習ではなく「トレーニング」が必要です。スポーツと同じ。
例えば、有料サービスを使うならオンライン英会話(レアジョブ英会話など)。
独学で身につけるなら「瞬間英作文トレーニング」や「英会話タイムトライアル(NHK語学講座)」などがおすすめ。
②英語の発音が通じない。(今回の主題はこっち)
日本語と英語の発音は、天と地ほど違いがあります。
(たとえば、日本語はすべて有声音で成り立っていますけど、英語には無声音というものが存在して、しかもそれが超重要^^;)
優しい外国人さんや、英会話学校の先生たちは、カタカナ英語でも一生懸命聞き取って、間違っている発音であっても、良くわからない発音であっても私たちの英語を最大限理解しようとしてくれます。
けれども、異文化交流会や海外旅行などではなかなかそうはいきません(^^;
とかいいつつも、英語の発音ってリスニング・ライティング・スピーイングなどの学習に比べると後回しにされがちなんですよね。
しかし、個人的には、英語初級者の段階から「意識して」学習しておく必要があるんじゃないかと思っています。
というのも、カタカナ英語のままで沢山の単語を暗記しまくっても、英会話の場では、せっかく暗記しまくった英単語が全然通じない・・・なんてことになりかねません。
せっかく暗記したのに、英会話のために発音を全部覚え直したり、いわゆる「発音矯正」と呼ばれる特別なトレーニングが必要になったりします。
なので、どうせなら初めからネイティブに通じる発音で英語学習をした方が、遠回りのように見えて英語上達の近道だと思っています。
また、正しい発音を身につけておくと、TOEICなどのリスニング問題なんかも、実にクリアに聞き取れるようになるとは、良く言われていますね。
ということで、いつもながら前置きが長くなりましたが。
今日は、英語の発音に関するアプリをご紹介。
今回紹介するアプリは、たぶん英語学習業界初?なんじゃないかと思える画期的なスマホアプリ。
その名は「発音図鑑」
「発音図鑑 | 発音がわかるとリスニングがわかる」
iPhone版・iPad版(有料アプリ)
これはどういうスマホアプリかというと・・・。
英語の発音(母音・子音など全ての発音)を完全網羅した、英語の発音図鑑アプリ。
しかも、このアプリの画期的な所は、今までにない3Dモデリングという手法を使って、英語を発音する際に、3次元で舌の動きや唇の動きなどをリアルに描いている所。
おそらく全ての英語の発音を、3次元(3D)で再現した発音教材って業界初なんじゃないでしょうか。
こんな感じで、リアルに動く3Dモデルと文章で、発音記号とネイティブ発音の仕方を解説しています。
ネイティブの口と舌の動きがリアルに再現されていて、英語の発音の「コツ」が分かりやすいです。
今は、どちらかというとアプリのタイトル通り「図鑑」という感じです。
英語学習していると、どうしても発音が疎かになったり適当になりがちで、度々英語の発音チェックや発音矯正をする必要があります。
そんな時に、このアプリ一つあればいつでも発音チェックができて便利ですね。
ただ、今後は、総合的な発音チュートリアルなどもアプリに機能追加していくとのことですので、チュートリアル機能がついたら発音学習アプリの決定版になりそうな予感です。
もう、RとLの発音の違いなんかも怖くないですね。
写真では、アプリの感じが分からない方は、下記の動画を見るとどういうアプリか分かりやすいかと思います。
the phonetics from yasushi okumura on Vimeo.
動画はいかがでしたでしょうか。かなりリアルに動いていてなかなかスゴいですよね。
一部(Twitterなどのソーシャルメディア)では、「英語発音教材革命」なんて言われているようで、
AppStoreおすすめカテゴリ「ベスト新着App」にも選ばれているようです。
私の場合は、どうしてもいつの間にか発音が適当になりがちなので、このアプリを手元に置いておいて、こまめにチェックするようにしたいと思います(^^)
あと、発音の総合チュートリアル機能はやっぱり待ち遠しいので、アプリ作成者さんに頑張ってもらいたい所。(公式サイトを見ると、鋭意開発中と書いているので。)
単語と単語がつながったときの、音の「脱落」とか発音変化なども網羅されたら、さらにパーフェクトなのですかね。
・発音図鑑 | 発音がわかるとリスニングがわかる
iPhone・iPad専用アプリ
(Android版は未発売)
Appストアでの評価・評判も上々ですね(^^)