
IT系・エンジニアの英語力は仕事力に直結!
国際化・グローバル化が、とどまることを知らず、どんどん進んでいくこのご時世。
やはり、どのような職業・仕事でも英語の必要性はますます高まっていますよね〜。
(言うまでもなく・・・。)
たとえば、東京だけでなく、京都などの地方でも、お土産物屋さんのおじいちゃんやおばあちゃんが、片言の英語で接客している風景なんて普通に見ますし、
海外と日常的に取引している中小の商社・メーカーなんかもドンドン増えています。
(英語が必要なのは、海外取引が盛んな大手企業のみ、ってのはとっくに今は昔^^;)
そーんな感じの中でも、IT業界とかソフトウェア業界ってのは、元からして「ボーダーレスな業界」なので、他の業界に比べて英語は何倍も重要だったりしますよね。
最新のソフトウェア技術は、常にアメリカから発信されているし、
開発における問題や課題解決も、基本的には英語情報がベースで流通しています。
欧米やインドなど英語圏は言うまでもなく、中国・韓国・ベトナムなどアジア圏のエンジニア達も英語で情報交換を行っていますしね。
もう、ほぼ英語公用語状態。
そもそも、世界中のソフトウェア・IT情報は、英語での流通が8割〜9割とまで言われているので、この情報にアクセスできるのとできないのとでは、エンジニアとしての知識や問題解決能力が圧倒的に変わってきます。
この英語情報にアクセスできれば3分で片付く仕事も、英語が分からないが故に、数時間悩み続けて仕事の生産性が激落ちするなんてことも多発します。
なので、日本のIT業界の方々やエンジニアさんたちも、テクノロジーの勉強と並行して英語の勉強もしている方がものすごく多いですね。
なーんて言いつつも、業界の人からしたら「もうそんな事分かってますよ!当たり前でしょ。」と言われちゃいますよね(^^;
TOEIC対策や英会話学校では身につかない専門英語
まぁ、そんな感じで日常的に英語・英会話学習しているエンジニアさんは多いのですが・・・、業界の英語ってまあまあ特殊。
そもそも、エンジニア同士の話す内容なんて、日本語ですら「特殊」なわけですが(笑)
営業や企画さん、デザイナーさんなどに、「また魔法の国の言葉で話してるね。」なんて言われたりするくらいですから(^^;
専門用語が非常に多いですからね。
PHPがー、javascriptがー、Slackがー、gitがー、Railsがー、と専門単語が目白押し(笑)
もちろん、一般的な英語学習としてTOEIC対策も非常に重要なのは確かなのですが、TOEIC対策の学習しているだけでは、Stack Overflow(世界最大のエンジニアQAサービス)がなかなか読めなかったり、理解できなかったりしますね。
このような特殊なエンジニア英語をきっちりとマスターしたいというニーズはとても高いにも関わらず、実はエンジニア向け英語学習教材ってあまり多くなかったり・・・。
ちなみに、amazonだとこんな感じの本があったりしますかね。
とはいえ、テキストなどやレッスンなどは一般英語に比べるとかなり少ないのは確かです(^^;
ということで、今回の本題!
IT業界の方や、エンジニアさんが業界英語・英会話を学びつつ、ついつい感情移入しちゃう?楽しめる?英語学習アプリがあるので、ご紹介します(^^)
IT英語・エンジニア英語の入門にTerraTalk
iPhone版 | Android版
(無料アプリ アプリ内課金アリ)
そもそもTerraTalkとは
TerraTalkは、以前の記事「英会話上達を一気に加速させるAIスマホアプリが続々」で取り上げたように、基本的にはAI(人工知能)を搭載した英語学習アプリです。
詳しくは、上記記事を参考にしてほしいのですが、もう一度簡単に説明しておくと・・・。
シーンごと、シチュエーションごとに特化した英会話(リスニング・リーディング・スピーキング)学習アプリです。
特に、スピーキングトレーニングには人工知能が受け答えをしてくれるため、生身の英会話講師やオンライン英会話などで気恥ずかしい思いをする人も、抵抗なく思う存分トレーニングが行なえます。
TerraTalkの使い方自体は、公式動画で短く(1分48秒)紹介されていますので、サラッと見てみると良いかもです。
当然、旅行英語、ビジネス英語、日常会話、恋愛英語など非常に幅広い英語をシーン別に実践的に学習できるのがこのTerraTalkの良さなのですが・・・。
わざわざ、このTerraTalkをIT関係者・エンジニアさんにオススメという理由がありまして。
このアプリ、ソフトウェア・エンジニアカテゴリーのレッスンが非常に具体的で、しかもそのレッスン数が91レッスンもあるという充実ぶりなんですね。
こんなにもIT・エンジニア分野に特化した英語・英会話レッスンを提供しているスマホアプリは他にそうそうないです(^^;
ソフトウェア・エンジニア向けのレッスンの驚異的な数と具体的なシーン
ということで、TerraTalk全体の話もそこそこに、いきなりエンジニアカテゴリーのレッスンにフォーカスして見ていきます!
各レッスンのタイトルを見るだけでも、英語と開発実務両面からためになりそうな内容ばかりです・・・。
こんな感じで、ざーっと下までスクロースしまくって、「91」ものレッスンがあるので全部上げきれないです!!
なので、私が(私の主観で)面白そうと思ったものを少しだけ上げてみます(笑)
あくまでも一例ですよ・・・。
- Objective-C vs Swift
- ソフトウェアのデザインパターン
- デザイナーとUIについて相談する
- 要求仕様書を上司に説明する
- コーディング規約について
- スタートアップか大企業か
- SQLインジェクションについて
- Python vs Ruby
- VRは世界を変える!
- アジャイル開発:スタンドアップミーティング
- クラウドソーシングで値段の交渉をする
- テックイベントの登壇者に質問
などなど、ゆっくりとタイトルを見てみてどうですか?
どのテーマも面白そうですよね^^
これでも、10個ちょいです。
この何倍もレッスンがあります(笑)
他には、C言語についてや、APIについてなど、技術的な話、予算や契約の話、プロジェクトマネジメントの話まで、エンジニアが業務で必要になりそうな英語・英会話シーンを幅広く扱っています。
(たぶん、このワクワク感は、テック系の方やエンジニアな方にしか伝わらないと思います^^;)
ということで、
実際のレッスンを「Objective-C vs Swift」で見てみると・・・。
「Objective-C vs Swift」
まずは以下のような感じで会話のあらすじが表示されています。
(ちなみにエンジニアさんに説明はいらないと思いますが、Objective-CもSwiftも両方、iOSアプリを開発するプログラミング言語ですね^^)
この後、2名で話される英会話をリスニングするのですが、自分の英語の自信度合いであらすじを読んでからリスニングレッスンをしてもいいですし、
あえてあらすじを先読みせずに、いきなりリスニングに挑戦してもOKですね。
ちなみに、リスニングのダイアローグはこんな感じ。
「私は、Objective-Cの方が好きだわ。」
「いや、私はSwiftの方が好き。」
「なんで、Swiftの方が好きなの?Swiftの良さはどこ?逆に短所はどこよ?」
みたいな会話をしていますね。
「Python vs Ruby」でも、似たような会話があります。
「Pythonの方が美しいシンタックスだわ!」みたいな。
(大丈夫です。言語宗教戦争になるほど激論をしているわけではなく、あくまでも「英語のレッスン」の範囲内です、笑)
他にも、以下のようなレッスンテーマとか、「IT・エンジニアあるある」すぎて他人事とは思えないです!
「システムの脆弱性が起きた!」
後輩:「セキュリティーバグの報告がありました!ファイヤーウォールを落とす必要があるようです!」
上司:「それはなにが問題だ!?」
後輩:「外部からのネットワークがすべて遮断されます!」
上司:「ちょっと待て、それはまずい!全部って電話もか?FAXはいけるのか?」
後輩:「メールも電話もダメです!でも、FAXは行けるようです!」
(以下続く・・・)
というストーリーで、鬼気迫る会話ですなかなか楽しいですが・・・、
エンジニアだけでなく営業さんも胃が痛くなりそうですね(笑)
「残業の拒否」
上司:「ちょっとばかり、残業を頼む。」
部下:「すみません、残業はできません。」
上司:「信じられないな、なぜ残業できない?」
部下:「だって、勤務時間は決まってるじゃないですか。」
上司:「おいおい、これは上司の命令だぞ?」
部下:・・・・
(以下続く・・・)
この後、この会話は最後どう落ち着くのかでしょうか・・・。
サービス残業が常態化する日本のSIer・システムエンジニアな人たちは、涙なしでは読めないレッスンですね(ToT)
是非アプリでリーディングかリスニングしてみてください(笑)
その他にも「使っているサーバーは何か?」というテーマでは、
「Apacheはすごくパフォーマンスが良いWEBサーバーだ。最高のOSSだ。」といいつつ、ApacheとPHPとMySQLのいわゆるLAMP環境を誉めそやすレッスンもあったりして、全然飽きることがありません(^^)
(いや、ApacheよりもNginxだろう!MySQLよりもPostgreSQLだろう!とかそういう野暮なことは言わない!)
もちろん、その他のプロジェクトマネジメント、納期の調整、求人、契約、UX/UIデザインの話なども英単語やその文脈なども非常に勉強になります。
今までのエンジニア向け、IT業界向け英語教材に比べて、内容が深く、楽しそうじゃないですか?(笑)
まとめ
さて。
世界は本当に広いです。
実際は、上から下まで自分が想像できる何百倍も広いです。
ある程度できる人は、初めから、Udemyを筆頭とするオンライン学習のシリコンバレー系有名サービスで「英語でプログラミングを学習」に挑戦したり、さらに上に行くと、サンフランシスコに単身乗り込んで語学習得と仕事のキャリアを同時に積むツワモノもいたり。
IT業界・WEB業界にいるとそこそこよく聞く話で、同僚にそんな人もいるって方もいると思います。
そんな世界の話を聞いていると、日本国内でコツコツ英語学習している自分がちょっと小さく見えたりして・・・。
でも全く気にする必要はなし。
人には千差万別それぞれの境遇や事情があって、その中でうまくやりくりするのが人生。
人は人、自分は自分(^^)
コツコツと英語の学習を続けることは、「百利あって一害もなし」です(笑)
特にIT業界は、今後さらにグローバル化が加速しますし、英語はまだまだ重要になっていきます。
是非、一度TerraTalkをざっと眺めてみてください。
IT・WEB業界・エンジニアを目指す人にもおすすめですし、
すでにエンジニアな方は、「業界あるある」についつい頷きながらレッスンをすることになると思います(笑)
プロジェクトマネジメントなどで使えて、開発でもStack Overflowがスラスラ読める英語力をつけるためにTerraTalkでエンジニア英語に入門してみましょう(^^)
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