
子供・幼児英語は、環境と習慣が大事
いきなりですが。
先日、関西のローカルTV番組で「英会話学校・英会話教室に通っても英語が話せるようにはならない」という驚きの特集をやっていました。
おそらく、全国ネットだとこのような話題は確実にNGかと思いますが、地方ローカル番組だからか英会話学校の裏側や英語教材の効果などを「大人の事情抜き」で特集できたのでは無いかと思います。
(その他には、「聞き流すだけ教材」を聞き流しているだけで話せるようにはならない。などなど、非常に際どい話題が満載でしたね^^;)
その番組コーナーに出てきたネイティブ講師さんたちも口を揃えて、
「そもそも、週に一回だけ60分や90分レッスンを受けただけで、話せるようになるわけがない。もし、そうなら日本人みんなペラペラですよ(笑)」
とはっきりと仰ってましたね(^^;
もっと言うと、「レッスンの日以外の勉強・学習こそが重要」と。
たぶん、英語・英会話学習の中・上級者の方にとっては「何を今更」という話題だと思いますが、
これから英語学習をはじめようと思っている方が見るとびっくりする内容だったのではないかと思います(^^;
もちろん、私も同じ意見でして、英会話学校や英会話教室は、「英語を教えて貰う場所」「英語を習う場所」ではなくて、日々の自主トレの成果を「試しにいく場所」というところに意味や効果がある場所だと思っています。
(逆に言うと、まるでライザップのように、レッスン日以外の日々の学習も指導・サポートしてくれる英会話教室は効果の高い教室だということですねー。)
なので、当ブログはご存知のように、日々の学習の習慣化として、NHK語学講座・スマホアプリ・オンライン英会話の3点を重点的に記事にしています。
さて、そんな中で、やはりコレは「大人のやり直し英語」だけでなく、「幼児英語教育」「こども英会話」でも似たような事は言えます。
子どもの英語力のために週一回の幼児・小学生英会話教室。
確かに、英語の音に慣れて、英語を怖がらないようにするという意味では、悪くないのですが・・・。
やはり、本当に英語・英会話を上達してもらいたいと思ったら、レッスン以外の日もできるだけ英語に触れられるようにしてあげた方が圧倒的に効果的なのは目に見えています。
ほんの少しだけでも良いので、日常生活の中で英語を聞いて話す機会・環境を「家の中」で作れるのが理想です。
(いわゆる、「日常生活の中に英語を取り入れる」ってやつですねー。)
なんて考えていたら・・・。
タイミングよく!?「親子で取り組める英会話アプリを開発したのでレビューしてください!」というご依頼のメールを受け取りました。
確かに、そんな理想の環境を、英語が苦手なパパ・ママも一緒に作れたら子どもの英語上達にとってとても素晴らしい!。
ということで、早速アプリを試用してみました。
親子de英会話
アプリの名前は、「親子de英会話」。
・親子de英会話:子供と一緒に簡単英会話!
iPhone版 | Android版(未発売)
無料アプリ(アプリ内課金有)
アツいコンセプト・・・
アプリのダウンロードを行う前に公式HPを開いてみると、いきなり熱いメッセージ・・・。
週一回の英語教室だけでは全く足りないことは、英会話講師の間では常識なんです。
「ママもパパも英語に取り組んでみて下さい!」この言葉に、「わかっちゃいるけど、何から始ればいいの?」
「私が出来ないから習わせてる。」「発音が分からないし、そもそも自信がない。」
そこで、そんな思いをした現役ママと、ネイティブ講師が最強タッグを組んで開発したアプリです。
もう、このアプリ開発の熱量が伝わってくるような気がします(^^;
アプリ自体は、全然複雑じゃなくて誰でも簡単に使えるようにすごくシンプルに作られています。
このアプリのコンセプトは、まさに「日常生活にやさしい英語を溶けこませる」ということに尽きるかと思います。
まさに、上で語っていた「日常生活の中に英語を取り入れる」こととリンクしますね。
朝起きてから夜寝るまでの20カテゴリー
もちろんトレーニングフレーズも日常生活に溶けこむようなものばかりで構成されています。
朝起きてから夜寝るまでの20の日常生活カテゴリーで使われる、ごく日常的な「親子の英会話フレーズ」が収録。
当然ですが、日常生活に英語を忍び込ませるには、やはり「習慣化した日常の家庭会話」を少し英語に置き換えてみる、というのが効果的です。
(これは子ども英会話だけに限らず、大人の英語上達にはかなり役に立ちます。)
なので、このアプリもしっかりと「英語に置き換えやすい日常のシーン」を切り取って、フレーズ集化してくださっていますね。
しかも、子どもとの会話という目線の中で。
まさに、日常生活で、「聞いて・覚えて・使ってみる」をしていくうちに生きた英語が生活に馴染んでいく感じを掴めます。
さすが、実際に色々なご家庭の会話をサンプリングして抽出しているだけのことはあります。
例えば「朝起きたとき」
朝のフレーズは以下の様な感じ。
「おはよう!」からスタートして「もう7時だよ!」「早起きしてえらいね!」など、まさに毎日言いそうなフレーズですよね(^^)
(これをちょっと習慣づけるだけでかなり違いますね〜。)
さらに、一つ一つのシチュエーションに対して、会話例・フレーズ例とワンポイントレッスンが一緒に載ってます。
言うまでもないですが、すべてのフレーズにネイティブ音声付きです。(かなり綺麗な発音で)
なので、ここはせっかくなので、お子さんにはアルファベットを見せる前に耳で覚えて貰ったほうが「えいご耳トレーニング」になると思います。
英語・英会話初心者の大人も、こどもさんも抵抗なく理解して覚えられるようなフレーズばかりで、家族間で一言・二言でも英語を話すのが楽しくなりそうな感じですね。
音声・リスニングやアプリの動きなどは公式の紹介動画を直接みると分かりやすいかと思います。(1分程度)
総日常フレーズ数470個
という感じで、20のカテゴリーで「総フレーズ数は470」ものトレーニングができます。
ただ、一番上の画像を見てお分かりのように、「ご飯」「トイレ」「行くとき・お見送り」など鍵マークがかかっています。
一応これらは有料コンテンツで、480円になります。
480円ですべてのカテゴリーのロックが解除されます。
(私は、最初1カテゴリーごとに480円かと思いました^^;)
ぶっちゃけ幼児用や小学生用の英語テキストを本屋さんで買ってくるよりも格段に安いですね。
(ディスニーやベネッセの教材とかに比べると天と地ほどの差が^^;)
なので、最初の3カテゴリーをやってみて続けてみたいと思ったらワンコイン以下で残りの全カテゴリーのコンテンツを購入すると良いかもしれません。
ちなみに「大人向け」の起きてから寝るまでの日常生活英会話フレーズを覚えるアプリはこちらが人気です(^^)
パパさん・ママさんで自分の英語力をもう少し高めたい、英会話フレーズの幅を広げたいな、という方にはピッタリです。
日常会話表現 – [アルク] 起きてから寝るまで英語表現
AppStore総合ランキング1位獲得
恥ずかしがっちゃダメ
「パパやママも一緒に」が重要ですよ(^^;
子どもはなんだかんだで親の行動をよく見ています。
パパやママが、恥ずかしそうに英語のフレーズを言っていたら、「英語を話すことは恥ずかしいことなの?」と思っちゃって、子どもも英語フレーズを言うのを恥ずかしがる可能性があります。
パパやママも一緒に学んでいる姿勢を見せることで、子どもも積極的に英語を話そうとしてくれるはずです。
恥ずかしがらないで、みなさん自身も初心に戻って、アプリで覚えたフレーズで積極的にお子さんに話しかけましょう(^^)
アプリ開発者さんからのアドバイス
せっかくなので、「親子de英会話アプリ」を実際に使う場合に、どのように使うと良いのか?
を直接アプリ開発者さんにお伺いしてみましたら、簡単なアドバイスを頂けました(^^)
一番最初に始めるのは、プレイオール機能がオススメです。
朝の朝食の時間や、帰宅してから夕飯を作っている最中、自由時間のときなど
何かしているときに流すだけです。そこから、1日に1フレーズからでも気軽に始め
毎日使う会話なので、大人でも次第に覚えていきます。
また、フレーズはめげずに言えるまで何度も何度も口ずさみます。
徐々にフレーズ数を増やし、慣れたフレーズは、
ワンポイントアドバイスの応用をチェックしてみてください。そのころには、英語のコツをつかめているはずです。
続ける自信が無い、忙しくて忘れがち。そんなママやパパに、アラーム機能を有効に活用することを強くオススメします。
ということでだそうです。
是非ご参考になさってください。
※プレイオール機能
朝起きてから夜寝るまでのフレーズすべてを自動的に順番に再生する機能です。
まとめ
親子de英会話をうまく習慣化することができれば、起きてから寝るまで日常生活の一部にスッと覚えた英語フレーズが出てくるようになると思います。
(たとえ、冗談ででも、フレーズが口から出てくるってことが大事!)
実際に、どれくらいの期間でアプリ内のフレーズが口をついて出るようになるかは、子どもの年齢や興味度によってマチマチだと思いますが、無理な学習をする必要はないかと思います。
何度も言うように、「英会話習慣を身に付ける」ことさえできれば、非常に大きな意味がありますから。
ちなみに、この「親子de英会話」アプリで「定型句を覚えて、使い慣れる」ということまで行ければお子さんは相当英語慣れできているはずです。
そうなれば、次のステップ「定型句を拡張していく」というレッスンをすると英語力がメキメキ上がりますので、その場合にオンライン英会話レッスンが効果的かと思います。
(幼児には、流石にオンライン英会話は不向きかと思いますが^^;)
一日15分〜20分の「こども(小学生)・幼児向けオンライン英会話レッスン」を生活の一部にできれば小さなうちに相当な英語力がつきますね。
※大人向けオンライン英会話レッスンと同様に、こども向けオンライン英会話レッスンも非常に沢山あって選ぶのに悩みそうですが、DMM英会話のキッズコースや子供向けオンライン英会話 hanaso kids(ハナソ キッズ)など信頼性の高いところがオススメです。
子ども向け・幼児向け英会話教材やスクールは山のようにありますが、それらを活用するにせよしないにせよ、どちらにしろ「日常に溶けこませる」というのは非常に効果的で、そのために「親子de英会話」アプリはお役に立つのではないでしょうか?(^^)
・親子de英会話:子供と一緒に簡単英会話!
iPhone版 | Android版(未発売)
無料アプリ(アプリ内課金有)